Lohas Design Award 2007に行ってみた

新宿御苑ロハスに触れる

昨日、母の日ということもあり、上京してきた母親といっしょに新宿御苑で行われている「Lohas Design Award2007(ロハスデザイン大賞2007新宿御苑展」を覗いてきた。
このイベントは「ヒト」「モノ」「コト」の三つの部門にわかれた各ブースを回って、自分が「これこそがロハス」と感じる展示に投票するというもの。投票券は入場口付近で配られている。
この投票券、ちょっとした工夫がされており、環境省が推進する「チーム・マイナス6%」の個人参加受付票をかねていたり、「グリーン電力*1の1kwh分の無料利用権がプレゼントされる。
ちなみにこの「グリーン電力」とは、日本自然エネルギー株式会社が運営する「グリーン電力証書」システムを利用したもので、我々は投票券に記載されたプレゼント用のIDを専用のページから登録することによって、1kw分の証書を購入したことになる。主催者である「ロハスクラブ」と「グリーン電力アカウント」の二つのIDの取得が必要となるため少々面倒だが、こういった機会に参加してみるのもよいかもしれない。
展示会では、東京電力帝人といったエコイベントにはおなじみの協賛企業の出展のほか、明星大学の学生出展も見られた。また、NIKEiPodのコラボで新宿御苑内のランニングイベントなども行われていた。

個人的に目を引かれたのがエコバックの出展だった。坂本龍一氏の提案によって始まり、テイジンの技術によって実現したというこのプロジェクトのコーナーには、様々なデザインが施されたエコバックが展示されていた。「レジ袋を何度も使うのは恥ずかしいけど、愛着が持てるバックであれば自分から使いたくなってしまう。」そういったコンセプトを感じられた。
もちろん機能性も兼ね備えており、解説によると2ℓのペットボトル6本の荷重に耐え、数百回もリユースできるという。軽さやコンパクトさにも配慮がなされており、いつも持ち歩くバックに入れて持ち歩いても気にならない。もちろん洗濯も可能。
展示会にあったようなカラフルでかっこいいバックであれば、自分でも使ってみたいと感じた。まさに「ロハスデザイン」。街でヴィトンのバックをこれ見よがしに周囲に見せつけながら歩くより、さり気なくエコバックを提げている人のほうがかっこいい。そう感じる人がこれから一人でも増えればいいなぁと思った。

5月20日まで開催中

展示会は5月20日までは開催されるとのこと。また土日には坂本龍一氏をはじめとする著名人のトークイベントやライブも行われる予定。詳しくはこちら
興味がある方は足を運んでみては?

*1:はてなもこのグリーン電力証書を利用し、風の力でサーバーが動いているとみなされる。また先日ミクシィもすべてのサーバー電力をグリーン電力に切り替えた。