mixi管理用プラグイン「MixChain」を使ってみた。

mixchainイメージ

タブブラウザSleipnir」について

「Mixchain」についてレビューする前に、プラグイン元のSeipnirを知らない方もいると思うので簡単に説明しよう。
Sleipnir」はフェンリル株式会社 (Fenrir & Co.) が提供するフリーの国産タブブラウザである。歴史などの詳しいうんちくは、はてなキーワードを参照してもらえれば良いとして、まずは個人的にこのブラウザを使ってしまうとIEなどの他のブラウザは使う気にならないほど使い勝手が良いという感想を言っておこう。
私はかれこれ二年ほど前から開発者が個人でSleipnir 1.xを開発していたころからβユーザーとして使っていたが、それ以来WEBブラウザはほとんどこれを使っている。その間operaなどの他のブラウザも試してはみたが、すぐにSleipnirに戻ってしまっている。
その魅力はタブブラウザ本来の特色である「ページウインドウをひとつにまとめる」機能に加え、なんといっても豊富なカスタマイズ性にある。「メニュー画面にどのボタンをどの大きさで表示させるか」「リンクを開いたときにどうアクションして、タブはどちらに置くか」といったような細かいカスタマイズができるのが大きな特徴だ。カスタマイズを重ねることにより、まさに世界にひとつしかない自分に最適化されたブラウザに変わっていくのである。毎日使う道具だから使い勝手の良さはとことん追求していきたいのだ。

追記

先日公開されたInternet Explorer7を本日使ってみたが、タブ・ブラウジング機能が搭載されていた。若干動作に重さも感じられるが、「クイック・タブ」などこれまでにない先進的な機能も付加されている。従来のIE6までとは違いデザインも機能も一新された感がある。少なくとも一度は利用してみようと思わせるような魅力は感じられた。

「MixChain」を使ってみた。

前置きが長くなったが、MixCahinとは要するにSleipnirプラグインのひとつで、mixiの閲覧に特化した機能を提供するツールである。
自分でも実際に使ってみたが、おそらく一番の注目すべきはユーザーのログイン確認機能だろう。画像を見てもらえればわかるが、マイミクのリストの横にオレンジ色のが着いている。mixiでマイミクの「すべてを見る」ページを見ると最終ログインから「一時間以内」「一日以内」が色ごとに表示されているが、Mixchainのはこれに該当する。また、画面下の「足あと」も常に表示されている。
この機能により、「今誰がmixiに居て、いつ自分のページを訪問したのか」が鳥瞰的に把握できるわけだ。だだしこれらのデータはリアルタイムで同期しているわけではないので、最新の情報を知るには更新ボタンを押す必要がある。メッセンジャーには自分が登録したユーザーがオンラインになると知らせてくれる機能があるが、それに近いものがある。これがリアルタイムで表示されるようになればおもしろいかもしれない。(ただ個人的には「オンラインを相手に強制的に通知する」行為が少々あつかましく感じてしまうのだが・・・)
そのほかにもマイミクの日記を直接開いたり、新たなコメントや日記の更新があると!マークで知らせてくれる機能がある。マイミクの人数が多すぎて日記の見過ごしなどが多い人は重宝するかもしれない。


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