初出社

今日から晴れて社会人である。朝から駅に着いた瞬間財布を忘れたことに気づき、家から駅まで顔を真っ赤にしながら二往復したことを除けば大きなトラブルもなく順調?な滑り出しである。
そんなわけで今日は上司と今後のキャリアプランについて話し合った。

将来に向けてのビジョン

まずは私自身のビジョンについて説明である。
第一目標は数年で自社事業において一定の成果を残すことだ。具体的には自社サイトの改善と新サービスの構築である。
そして最終的には現在事業展開しているサービスとはまた違った、まったく新しいサービスを作り上げていくことが次の目標となる。そしてそのサービスとは、日本発世界に向けてのインターネットサービスである。
以前のブログでも書いたが、今あるインターネットサービスの最初のモデルはほとんどが米国から輸入されたものである。そろそろ米国以外からも世界中に広がるようなwebサービスが生まれても良いのではないかということは常々考えていた。しかしそうは思っても実際に画期的なアイディアが現在あるのかと言ったらそうではないし、アイディアが浮かんだとしてもそれを形にする力は今の自分にはない。
しかし、将来的にそれが実現不可能か?といったら決してそうではないと信じている。これからの自分の努力次第でそれが実現する環境には飛び込んでこれたと思っている。
それに、この目標設定は当面の自社事業を成長改善させるという目標にもプラスの効果をもたらしてくれるだろう。

当面の課題

では、上記のような大きな目標を達成するために足りないものは何か?そして研修期間として割り当てられている半年間のうちにすべきことは何か?ということに話の焦点は移っていった。
足りないものははっきり言ってすべてである。今自分がWEBプロデューサーとして一人前に結果を残していくためにはすべてが足りていない。特に足りないのは当たり前と言われればそうだが実務経験である。まず内部の状況やテクニカルな課題を加味したプロジェクトの実現可能性を検討することもできない。また、当然プロジェクトというのはプロデューサーを中心に多くの人の協力の上に成り立っていているが、それをまとめる力もなければ、「誰がどんなことをできるのか?」というリソースの把握すらしていない。今後一人前のプロデューサーと成長していくためには、乗り越えるべき課題が山ほどある。
それらの課題をひとつひとつ埋めていくために、まず最初の2ヶ月〜3ヶ月間は人事部についてオペレーションを行うことになった。人事部の仕事を手伝うことによって社内全体の状況を把握するのである。
次の3ヶ月〜4ヶ月間はサポートチームにつき、ユーザーの対応を行うことで、ユーザー目線からみたサービスのさまざまな側面を把握する。
そして半年後に戦力になると判断されれば、企画部に配属されるという具合である。

また、全体を通して一貫して続けていくのは

  1. インプット量の増大
  2. アプトプットを鍛える(考えを文書化するなど形にしていく力を身に付ける)
  3. ディスカッション(議論によって生まれる知識を蓄える。これまでは本やネットなどの知識が中心で人からの知識は不足していた)
  4. ユーザー体験(キーワードは動画、SNS、モバイル、セカンドライフ

以上4つである。
これを研修期間中一日のうちの2時間は実行する。残りの時間は各部署のアシスタントを行うことになった。

方向性は見えた。あとはJust do it! ただひたむきに努力するだけである。