モバトゥイッターを使ってみた

モバトゥイッターは以前このブログでも紹介した一言SNSTwitter』を、携帯で使えるようにするWEBサービスである。登録は以下のサイトから登録画面にアクセスするだけで利用を始める事ができる。
http://f-shin.net/labs/2007/04/twitter.html(作者のページ) http://tw.f-shin.net/(登録ページ)
導入はいたって簡単だ。登録が完了するとメールでその人専用のURLが送られてくるので、ブックマークしてそこにアクセスすればいつでもモバトゥイッターを利用することができる。使い方もシンプルで基本ツールも日本語なので、あとは何のマニュアルなしでもすぐに遊ぶことができるはずだ。
モバトゥイッターには本家にはないユニークな機能も取り入れられている。以下にその特徴を記載する。

特徴
機能 説明
日本語入力支援機能 本家Twitterでは日本語を入力するには最後にスペースを入れなくては反映されないが、モバトゥイッターでは日本語もそのまま入力可。
返信支援機能 コメント表示欄でFriendの名前(@名前)をクリックすれば、自分のメッセージ入力欄に「@〜」と自動的に書き込まれて返信が簡単
☆ったー!機能 投稿した文章の語尾に自動的に「☆ザンゲったー!」「☆ガンバったー!」などの定型句を挿入してくれる機能。現在このほかに「イラったー」「ダイエったー!」「ヨカったー!」「チケったー!」の計6バージョンを確認。また、これらの定型句で投稿するとバージョンごとに投稿した人の一覧を見ることも出来る。
友達リスト機能 友達リストに登録してある友達のアイコン、場所、自己紹介などを表示する機能。ちなみに本家ではアイコンと、削除等の設定ボタンのみ。
メッセージフッター機能 マイページの下段の設定変更画面から、投稿メッセージの後ろに自動で付加するフッターを設定できる。

Twitterは携帯でこそ真価を発揮する

Twitterは本来、「What are you doing?」から始まる手軽なコミュニケーションであり、一日の終わりに一斉に友達の日記を読むSNSとは違い、リアルタイムな情報にこそ価値がある。そういう意味では、Twitterというサービスは最初からいつでもどこでも閲覧が可能な携帯との親和性を持って生まれたサービスと言えよう。
それとTwitterをしばらく携帯で使っていて気づいたのは、ある程度まとまった分量を読む日記とは違い、投稿された一つ一つの文章は個別に意味完結しているせいか、「どこからどこまで読む」といった時間的強制性がまったく存在していないことに気づく。また、それぞれの投稿に日記ほどコメントをつける必要性が感じられない(というかコメントしようのないメッセージが大半)ので、何の気兼ねもなく流し読みすることが可能となる。この「いつでも終了できる」気軽さは、ほんのわずかな暇つぶしを求める携帯ユーザーとっては重要になる。また、読むだけでもなく投稿も瞬時に実行することができるし、細かく話題を区切っての投稿ができるため、これも、「文章をまとめて投稿するまでは終了できない」というプレッシャーからは無縁となる。
この手軽さとリアルタイム性といった特徴を見ても、TwitterはPC環境よりモバイル環境のほうがはるかにマッチするのは確かだ。PCベースでTwitterを使って、「一体何が面白いの?」と少し疑問符がついた人は、一度このモバトゥイッターを利用してみると新たな面白さを発見できるかもしれない。